まめまき日記

西に住む、ぼーっとしたおばさんの話

食事量

引越ししてから、もっぱら徒歩移動。

基本、どこでも歩いて行けるので、わざわざバスや電車に乗らない。目的地まで1時間とか平気で歩くし歩ける。

 

それでなのか、どうなのか。

 

最近めちゃくちゃ食べる。

 

 

ワープアなのはいつしか書いた通り、自分は完全なるワープアなんですよ。

 

ただ、クーポンとかうまいこと駆使して食べに行くんですわ。それが毎月楽しみでね。

 

それで。

 

昼のランチならご飯おかわり無料ってあるやんか。

 

今までなら1杯目で最初に量減らしてくださいって言うてたんよ。それが今は2杯3杯と食べるようになったし、吉野家やったらもう最初から大盛りでって言うてるからね。それでおかわりオナシャスや。

 

なんでこんなに食べられるんやろ。

 

 

今日は松のやでとんかつ定食。

ご飯大盛り2杯。

 

オバハンやけど胃袋高校生かいってな。

 

ただ、まぁあと言うても30年美味しく食べれたらいい方やろ?年取ればどんどん食べられへんようになるって言うし。

 

ってことはもう食べられる量は決まってるんやから美味しくいただこうぜベイベー。

 

 

 

 

 

ちょろまかし〜その後

翌週行くと、なんやめっちゃ気を遣ってきてる感じがしたけど、なんや今更。

 

「はぁ、、、」とため息を吐き捨てた。

 

いや、だってさ。

 

おかしいことを「あんたのやってることっておかしいですよ?」って言うてキレられるんやったら話にならんし。というか、話し合ってみましょうとスタートラインにも立てへんやん。

 

「あのねぇ、締めなんでね。今日でもいいし、通常に決まり通り2週間前やったら月末ででも構いません。居る意味ないので辞めたいと思います。」

 

あんなに威勢が良かったのに、どこいったんやってほどシュンとしてワロタ。

 

 

雇用者が労働者を選ぶ時代は逆転してる。

 

「代わりはいくらでもいるんやぞ!」なんて陳腐な言葉を言う時代ももう終わってる。

 

出生率が減って着実に人口が減ってるんだから労働者が年々少なくなっているんだって、こんな簡単なことが分からないのかなと思う。

 

 

世の中のいい時代に生きられなかった自分は、いつの間にかおばさんになってしまった。

 

中途半端な時代に育ったお陰で、仕事の出来ない名ばかり上司と仕事をやらない若い部下に挟まれた。

 

自己責任って四文字を、何かにつけて突き付けられた。

 

せっかく免許を取った仕事。中身は時間と精神を搾取されて死にそうになるまで働かされた。

 

契約社員という枠に入ったら、やることは正社員以上。責任も負わされ、汚いことばかり回されるのに給料は正社員の1/3、福利厚生は見せかけで保証なし。

 

知恵がない自分が悪いのか?

 

世の中がこんなのだから悪いのか?

 

誰が悪い?

 

 

働く時間は同じなのに、働かされることはたくさんあるのに、自己責任でいろんな面で損をして苦虫を噛んだ。

 

 

 

だからね、絶対にやらないって決めたんだよ。

 

 

やれるけど、やったら損やからね。

 

 

時間内では全力で働きますが、時間外に何が見出せますか?

 

自分にプラスになることなんか、一つもない。

 

しなくていい苦労なんか、する必要ない。

 

そもそも、やらないといけない苦労なんかとっくにやり切った。

 

 

 

「こんなので、やってる意味ってありますか?」

 

 

ひたすら謝り倒す雇用主。

 

多分、ここまで言われると思ってなかったんかもしれない。

 

わたしが当時のおちゃらけちゃんのまんまやと思って、搾取したろって平気で思ってたんちゃうかな。

 

 

アホやけどな、アホやったからその分知恵は付けたんや。

 

誰も守ってくれへんかったからな。

 

 

言わんかったら分からんかったってよく聞いた。

 

それってめっちゃいい加減やで。それで逃げられるっておかしいねんで。

 

 

そう来るから、そうやって今までにも何度も来られたから、こっちは徹底的に調べ尽くして言うんや。

 

我慢も遠慮もせえへんわ。

 

 

きっちりやってくれ。

 

それだけや。

 

 

 

 

言われた通りにすると何度も言うので、今回だけやで?次はないからなと念を押して継続することになった。

 

 

これはわたしの優しさやで。

 

 

次はないからな。

 

 

 

 

 

 

 

ミッドナイト

うちはテレビないし、新聞も取ってないのでもっぱらネットのニュース欄とネットCMくらいで情報を得てる。

 

iPhoneのCMとして、三池崇史が監督して賀来賢人が主役でミッドナイトをiPhone15のみで撮影したってがあって、曲がミッシェルガンエレファントだった。

 

そう言えば、亡くなったよね、チバ。ちょっと泣いたもん。マジで。

 

チバユウスケの顎のラインめっちゃかっこよくないか?っていっつも話してたんだけど、未だにあの感じ好きやわ。スーツもめちゃくちゃかっこいい。

 

 

話がずれたけど、手塚治虫のミッドナイトは原作を読んだことがない。

 

どんなんか見てみると、20分弱のショートムービーなんだけど、めっちゃ金かかってそうやなって思った。

 

ゆとり世代」なんかもうひと昔前の話やし、「Z世代」言うてももう分からん。

 

オバハンやと自覚するようになって、知らん間にオバハンに拍車がかかって、10年前とか意外と最近のことと勘違いするし、流行りの服も音楽ももう分からん。

 

わたしはミッドナイトよりは後の世代だけど、ミッドナイトのあの映像のギラギラした感じがなんか懐かしく感じてしまった。

 

 

 

なんや、ああいうギラついた街って、もう風俗街ぐらいしか無くない?

 

ギラついた看板掲げてる、ってところはあっても、街全体って意味でね。

 

 

 

ネオンギラギラの、あんなん好きやわ。

 

 

 

 

街に活気があって、欲望が渦巻いてて、ええやんか。

 

 

 

 

あんな元気が欲しいわ。

 

 

 

 

あの映像、短かったけど良かったな。

 

 

 

 

 

 

 

ちょろまかし

自分はとある資格を持っていて、その資格ででは食っていくのが難しいので、見切りをつけて4年半ほどで辞めた。

 

それからいろいろな仕事に就いたし、定職には就かず無職期間もまぁまぁあったりしたけれど、今は全く関係のない別の仕事で働いてる。

 

その資格を取るのは難しい訳ではないけれど、規格があるというか、法律上、その分野の学校で一定時間の教育を受けることも、資格試験を受けるための決まりになっていて、わたしはその学校へ通っていた。

 

入る前は「これからは高齢化社会ですから、この職業は必ず需要はあります!引っ張りだこですよ!給料も良いですからねぇ〜」なんて言ってた先生は、入学式と同時に「これから仕事があると思うな!」と先生から詐欺集団にしか見えなくなり、わたしは一気に萎えてしまった。18の子を騙すなんて、ひどいよね。今のわたしなら、そいつら捕まえてめっちゃ問い詰めるわ。

 

辞めるかな〜なんて頭によぎったけれど、親は何一つ言わずに好きな学校へ行けばいいとしか言わなかったので、ここで辞めてしまうのは勿体無いかと通うことにし、紆余曲折あったけど資格も取った。

 

仕事はね、あるんです。困りません。

 

ただ、死ぬほど働かされる。

 

20歳だったわたしの勤務時間は、8時間労働にさも当たり前のように平均3、4時間の残業が毎日付いていた。8時50分までに行かないといけなくて、出勤時間とすれば、ほぼほぼサラリーマンたちとおなじようなもんだろう。ただ、「やったー!今日はよ帰れるやん!!」というのが20時半とか。脳内バグってくると、そうなっていく。

わたしはまだまだ半人前なので、失敗も多い。失敗すると23時24時となる。

 

そして失敗すると、叱責される訳だけど、これでまた時間が取られるので余計に遅くなる。

 

明日、大丈夫かな、、、やれるかな?

 

極度の緊張のため、家に帰っても眠れなくなった。

 

明日なったら世界諸共死んでへんかなって毎日思ってて。

 

何度も吐きながら、何度も失敗しながら、泣きながら働いた。

 

 

そんなにやって手の中に入るお金は十数万円。その中に、【残業手当3000円】という、どうやったらそんな計算になんねんと失笑レベルの残業手当で、どんだけ働いたって、支給額が1円でも上がることはなかった。

 

これって、時給に換算したら400円くらい?って失笑してしまった。

 

わたし、なんのために生きてるのかな。

 

 

徐々にわたしの頭はおかしくなっていってるのは、なんとなく分かってた。

 

 

朝が来ると思うこと。

 

わたし、なんで生きてたんやろ。

 

 

 

重度のうつ病になっていた。

 

 

 

 

前置きが長くなったけど、あともう少し押されてたら、自分は死んでいたかもしれんなと、いつも思う訳です。

 

うつ病時代は本当に辛かったし、今みたいな思考になるまでに何度も挫けそうになったしね。

 

 

なので、わたしが生きていくための労働をするの対して心に決めたこと。

 

 

・基本、定時に帰る。9時出勤と言いながら、朝礼があると言って10分前に来いと言いながら、出勤のスタートは9時とすると言う会社には行かない。

・残業は、自分の死なない程度にしかしない。やれる範囲でしかしない。帰りたいのに当たり前のように強制的にやらそうという雰囲気にはノーを言う。

・残業をすれば必ずお金をくれるところ。みなし残業なんて言葉を入れて、その時間分の残業が当たり前と考える会社では働かない。

・働いた分、しっかり支給するところ。支給しないならその分は働かない。正規分の支給が出ないのであれば、そう言って帰る。

・有給に対して、時期の点で言われる分以外は自分も折れない。

・おかしいと思ったことは、徹底的に調べる。

 



自分は自分しか守れない。

 

仕事理由で死にたくない。

 

 

それしかないわけです。はい。

 

 

 

 

 

最近ね、ちょっとその資格絡めて知り合いのところでバイト始めたんよね。

 

 

じゃあ、、、、明細おかしい。

 

 

時間計算したら、15分刻みで切り捨てにされてた。

 

 

それを言うと、最初は確認して〜税理士が〜なんて言って申し訳なさそうだったのに、次には間違ってないと。しかもちょっと怒り口調よ。

 

いいや、切り捨てにされてるでと主張したが、向こうは間違ってないと言い張ったので、、、

 

 

はいそうですか。

 

それではわたしの働く考えとおたくの働く考えが違いますので、わたしは辞めます。

 

 

 

次の出勤で言うことに決めた。

 

 

 

こうやって、人の時間をお金で買えるのは、こっちは時間をあなたに売ってるからなんですよ。どうしても経営者と労働者では上下ができてしまうけれど、仕事って働いてくれる人がおらんかったらできないんちゃうか?

 

それなのに切り捨てって、、、わたしは余分のものを寄越せと言ってる気はないけれど、相手にすれば時給の切り捨て部分は「余分」と認識してるしね。こっちはアホやと思って舐めてたんか?人のことなんやと思ってんねん。こうやって勝手に「余分」とみなして上跳ねてちょろまかして、自分はいい経営者ヅラしやがって。

 

 

まだこんなことやってんのか。

 

 

 

 

情けないなぁ。

 

 

 

 

知り合いやっただけに、幻滅した。

 

 

 

 

こう言う人との話し合いなどは、自分の労力の無駄だと思ってるので去るのみ一択。

 

 

こんなことを当たり前の顔してやってるヤツと話す意味も価値もない。

 

 

 

 

 

こうやって、労働者の足元見てるヤツは、必ず痛い目に遭う。

 

 

 

遭ったらええねん。

 

 

 

 

 

 

 

続き⑤

コロナ禍になってね。

 

そもそもその前からあんまり好きじゃなかったけど、部屋や車の芳香剤、洗濯の柔軟剤、香水系統の化学化合物の匂いがあんま好きじゃなかったんやけど、コロナ禍以降はそれがより顕著になった。

 

ひどいときは頭痛、吐く、目の周りが痒くなったり腫れたりするというかなりセンシティブなオバハンになってしまって、洗濯物にわざわざ匂い付けるやん?わたしにしたら意味不明やわ。せっかくお日様に当てて匂いを消すのに、わざわざ匂い付けるって。

 

わたしの現段階の生活って結構無謀やし自身はワープアやし、あんまお金ないんっす。

 

このトイレ臭いの、どうしたらええんやと苦渋の判断で100均のディフューザー(レモンの香)を買ってみたところ、、、

 

 

やっぱあかんかった。

 

 

もうこめかみ辺りがおかしくなってきて、10分くらいで頭痛、そこからのたうち回るほどに頭痛、挙句に吐いてしまった。

 

 

速攻風呂場で全て流して水で流して、瓶は熱湯に浸けた。

 

 

何か良い方法は?

 

 

頭が痛くならなくて、このクソ便所の臭さがなんとかなる方法。

 

そして、できる限りアイツも会いたくない。

 

 

 

調べるとアイツはハッカの匂いが嫌いと出てて、ハッカだったら天然だしどうかな?と恐る恐るハッカ油の小瓶を購入。

 

 

油はエタノールと混ぜると分離しないから、それを使えばどうかと試すと、、、

 

 

イケるやん!

 

 

トイレの臭いもマシになって、頭も痛くならない。清涼感があって良いね。

 

 

はぁ〜良かった。

 

 

これでトイレ問題解決や。

 

 

そしてアイツにも合うことなくなるだろう。

 

 

 

 

 

 

つづく

続き④

そうそう、最初に書いたけど、部屋にカーテンなかったもんで、意外と街の光で眠れんっていう。月明かりさえ眩しく感じる。

 

そして、内見のときには全く気にもならなかったのに、ウチの家はめちゃくちゃうるさい。

家の前が大通りで、車の往来やクソバイクアホ車のパラリラ音、めちゃくちゃ酷い(笑)

 

そんなストレスもあってか、そんな日々の緊張もあってか、おばさん、副鼻腔炎扁桃炎にかかる。

 

副鼻腔炎って、鼻が詰まって頭が痛くなるんだけど、わたしは頬と歯も痛くなって、扁桃炎にもなってるから喉も痛いし熱っぽくて。しかも頭痛薬持ってなくて、頭痛いし眩しくて煩いし眠れんし、めちゃくちゃしんどい。

 

そんな夜中。

 

毎夜の如く、眩しさで途中で目覚める。

 

そして、家の周辺の騒音。

 

これで起きてしまったから、当分眠れない。

 

ため息ひとつ、例の臭いトイレへ入ると、、、、

 

 

ヤツがこっそり歩いてるのに目が行った。

 

多分ヤツも「あ!」( ゚д゚)ハッ!って感じで、一瞬お互い止まった。

 

その後、わたしは見なかったことにしてトイレを出たけど、きっとこれだと部屋に来られる恐れがある。

 

いつ戦うの?

 

今でしょ!(もうババアの時代設定ってどうにもこうにも、、、)

 

 

とりあえず、持ってきてた殺虫剤(アレに効くんか分からんけど)をいろんなところにブチかまして、トイレももう一回見に行ったけど、おらんかったのでちょっと待ってると、玄関先に黒い塊が見えた。

 

あいつやな。

 

浅香光代バリに「あたしゃね〜!!!」と恰幅よく叫びながら、人間舐めんなよと思いつつ、ガムテープを裏返しにして新聞紙に貼り付けたやつに引っ付けて、ぐるぐる巻きにして袋2重にして捨てたった。

 

 

引っ越してから毎夜本当にしんどくて、夜中目覚めるのも分かってるし、本当に本当にストレスだった訳よ。ただ、あの日にアレと勝負して勝利した高揚感が、引っ越してからの嫌な夜に少しだけ勝りそうだった。

 

 

 

 

つづく

おもろい街に住むようになって

今住んでる街は、かなり個性的なところというか、いい意味で人情味がある、悪い意味でガラが悪い。

 

わたしが最初に住もうと思っていた場所と、今住んでる街はかなり離れたところになった。(市も違うし場所も距離がある)

ただ、あのときオバハンに怒鳴られてキャンセルして、この街に変更して住むようになって、結果は大正解。この街はめちゃくちゃおもろい。ネタの宝庫やし。人間観察してるけど、おもしろ人間ようさんおるねん。それで、この街の人がね、ええ人多いんよ。ただ、人のせっかちさとか、がっつき感とか、ギラついたんはある。この街で危険な目にはあったことないし、夜歩けへんとかそこまでじゃないけど、そういうところがガラ悪いって言われるんかな。

 

ぎゃーーーーーーーーーっとなって自分の中身が分裂しそうだった数ヶ月前の自分。友達に泣きながら、自分がユングの言う中年の危機で、今の自分は正午で、何にもなれなかった自分は徐々に翳りゆく時間を茫然と立ち尽くして眺めてるだけやと言うと、「えーーー?正午って一番明るいってことやろ?それって今が人生で一番楽しい時期ってことやんか!楽しまなあかんやろ?」と言われ、単純(言えばバカ)に「あ、そっか!」と思たら、あんなに悶々としてた生き辛さ(ミッドライフクライシス)がアホらしくなったもんで、「ヘイワッザーーー!ヨーヨーーー!!楽しく行こうぜメーーーン!!!!」と思えるようになり、結果オーライなんだよね。

 

わたしは「終わりよければ全て良し」って言葉嫌いやし(悪かったことをなかったことにして問題を検証しない態度には次がないと思ってるから)、友達が死んだあの日から、人は簡単に死なないけど呆気なく死ぬと分かって、自分の当たり前は、実は人から無数に施しを受けながら生かせてもらってると思うようになったけど、そのありがたさとか感謝が年々減ってたんやなとそこは反省したわ。あかんあかん。悪いことは確かにあったんやけど、その悪いことは一部で全部じゃないのを全部にすり替えてるんはあかんやないかと。

 

テンプレ通りのミッドライフクライシスで、「何者にもなれなかった自分が情けない」と思っていたけれど、「何者かにならなかったけど、まー今後も何者にもなれないだろうけど、今は元気やし。ヘルニア治ったし。この街で人間観察しておもろい人見つけて、美味しいご飯食べて、お菓子もパンも美味しい店がいっぱいあるし、生きてるだけでハッピーと思たらええやないか!」と思い直せるようになったのも、友達の助言とこの街の雰囲気に救われてる。