まめまき日記

西に住む、ぼーっとしたおばさんの話

ちょろまかし〜その後

翌週行くと、なんやめっちゃ気を遣ってきてる感じがしたけど、なんや今更。

 

「はぁ、、、」とため息を吐き捨てた。

 

いや、だってさ。

 

おかしいことを「あんたのやってることっておかしいですよ?」って言うてキレられるんやったら話にならんし。というか、話し合ってみましょうとスタートラインにも立てへんやん。

 

「あのねぇ、締めなんでね。今日でもいいし、通常に決まり通り2週間前やったら月末ででも構いません。居る意味ないので辞めたいと思います。」

 

あんなに威勢が良かったのに、どこいったんやってほどシュンとしてワロタ。

 

 

雇用者が労働者を選ぶ時代は逆転してる。

 

「代わりはいくらでもいるんやぞ!」なんて陳腐な言葉を言う時代ももう終わってる。

 

出生率が減って着実に人口が減ってるんだから労働者が年々少なくなっているんだって、こんな簡単なことが分からないのかなと思う。

 

 

世の中のいい時代に生きられなかった自分は、いつの間にかおばさんになってしまった。

 

中途半端な時代に育ったお陰で、仕事の出来ない名ばかり上司と仕事をやらない若い部下に挟まれた。

 

自己責任って四文字を、何かにつけて突き付けられた。

 

せっかく免許を取った仕事。中身は時間と精神を搾取されて死にそうになるまで働かされた。

 

契約社員という枠に入ったら、やることは正社員以上。責任も負わされ、汚いことばかり回されるのに給料は正社員の1/3、福利厚生は見せかけで保証なし。

 

知恵がない自分が悪いのか?

 

世の中がこんなのだから悪いのか?

 

誰が悪い?

 

 

働く時間は同じなのに、働かされることはたくさんあるのに、自己責任でいろんな面で損をして苦虫を噛んだ。

 

 

 

だからね、絶対にやらないって決めたんだよ。

 

 

やれるけど、やったら損やからね。

 

 

時間内では全力で働きますが、時間外に何が見出せますか?

 

自分にプラスになることなんか、一つもない。

 

しなくていい苦労なんか、する必要ない。

 

そもそも、やらないといけない苦労なんかとっくにやり切った。

 

 

 

「こんなので、やってる意味ってありますか?」

 

 

ひたすら謝り倒す雇用主。

 

多分、ここまで言われると思ってなかったんかもしれない。

 

わたしが当時のおちゃらけちゃんのまんまやと思って、搾取したろって平気で思ってたんちゃうかな。

 

 

アホやけどな、アホやったからその分知恵は付けたんや。

 

誰も守ってくれへんかったからな。

 

 

言わんかったら分からんかったってよく聞いた。

 

それってめっちゃいい加減やで。それで逃げられるっておかしいねんで。

 

 

そう来るから、そうやって今までにも何度も来られたから、こっちは徹底的に調べ尽くして言うんや。

 

我慢も遠慮もせえへんわ。

 

 

きっちりやってくれ。

 

それだけや。

 

 

 

 

言われた通りにすると何度も言うので、今回だけやで?次はないからなと念を押して継続することになった。

 

 

これはわたしの優しさやで。

 

 

次はないからな。