まめまき日記

西に住む、ぼーっとしたおばさんの話

ちょろまかし

自分はとある資格を持っていて、その資格ででは食っていくのが難しいので、見切りをつけて4年半ほどで辞めた。

 

それからいろいろな仕事に就いたし、定職には就かず無職期間もまぁまぁあったりしたけれど、今は全く関係のない別の仕事で働いてる。

 

その資格を取るのは難しい訳ではないけれど、規格があるというか、法律上、その分野の学校で一定時間の教育を受けることも、資格試験を受けるための決まりになっていて、わたしはその学校へ通っていた。

 

入る前は「これからは高齢化社会ですから、この職業は必ず需要はあります!引っ張りだこですよ!給料も良いですからねぇ〜」なんて言ってた先生は、入学式と同時に「これから仕事があると思うな!」と先生から詐欺集団にしか見えなくなり、わたしは一気に萎えてしまった。18の子を騙すなんて、ひどいよね。今のわたしなら、そいつら捕まえてめっちゃ問い詰めるわ。

 

辞めるかな〜なんて頭によぎったけれど、親は何一つ言わずに好きな学校へ行けばいいとしか言わなかったので、ここで辞めてしまうのは勿体無いかと通うことにし、紆余曲折あったけど資格も取った。

 

仕事はね、あるんです。困りません。

 

ただ、死ぬほど働かされる。

 

20歳だったわたしの勤務時間は、8時間労働にさも当たり前のように平均3、4時間の残業が毎日付いていた。8時50分までに行かないといけなくて、出勤時間とすれば、ほぼほぼサラリーマンたちとおなじようなもんだろう。ただ、「やったー!今日はよ帰れるやん!!」というのが20時半とか。脳内バグってくると、そうなっていく。

わたしはまだまだ半人前なので、失敗も多い。失敗すると23時24時となる。

 

そして失敗すると、叱責される訳だけど、これでまた時間が取られるので余計に遅くなる。

 

明日、大丈夫かな、、、やれるかな?

 

極度の緊張のため、家に帰っても眠れなくなった。

 

明日なったら世界諸共死んでへんかなって毎日思ってて。

 

何度も吐きながら、何度も失敗しながら、泣きながら働いた。

 

 

そんなにやって手の中に入るお金は十数万円。その中に、【残業手当3000円】という、どうやったらそんな計算になんねんと失笑レベルの残業手当で、どんだけ働いたって、支給額が1円でも上がることはなかった。

 

これって、時給に換算したら400円くらい?って失笑してしまった。

 

わたし、なんのために生きてるのかな。

 

 

徐々にわたしの頭はおかしくなっていってるのは、なんとなく分かってた。

 

 

朝が来ると思うこと。

 

わたし、なんで生きてたんやろ。

 

 

 

重度のうつ病になっていた。

 

 

 

 

前置きが長くなったけど、あともう少し押されてたら、自分は死んでいたかもしれんなと、いつも思う訳です。

 

うつ病時代は本当に辛かったし、今みたいな思考になるまでに何度も挫けそうになったしね。

 

 

なので、わたしが生きていくための労働をするの対して心に決めたこと。

 

 

・基本、定時に帰る。9時出勤と言いながら、朝礼があると言って10分前に来いと言いながら、出勤のスタートは9時とすると言う会社には行かない。

・残業は、自分の死なない程度にしかしない。やれる範囲でしかしない。帰りたいのに当たり前のように強制的にやらそうという雰囲気にはノーを言う。

・残業をすれば必ずお金をくれるところ。みなし残業なんて言葉を入れて、その時間分の残業が当たり前と考える会社では働かない。

・働いた分、しっかり支給するところ。支給しないならその分は働かない。正規分の支給が出ないのであれば、そう言って帰る。

・有給に対して、時期の点で言われる分以外は自分も折れない。

・おかしいと思ったことは、徹底的に調べる。

 



自分は自分しか守れない。

 

仕事理由で死にたくない。

 

 

それしかないわけです。はい。

 

 

 

 

 

最近ね、ちょっとその資格絡めて知り合いのところでバイト始めたんよね。

 

 

じゃあ、、、、明細おかしい。

 

 

時間計算したら、15分刻みで切り捨てにされてた。

 

 

それを言うと、最初は確認して〜税理士が〜なんて言って申し訳なさそうだったのに、次には間違ってないと。しかもちょっと怒り口調よ。

 

いいや、切り捨てにされてるでと主張したが、向こうは間違ってないと言い張ったので、、、

 

 

はいそうですか。

 

それではわたしの働く考えとおたくの働く考えが違いますので、わたしは辞めます。

 

 

 

次の出勤で言うことに決めた。

 

 

 

こうやって、人の時間をお金で買えるのは、こっちは時間をあなたに売ってるからなんですよ。どうしても経営者と労働者では上下ができてしまうけれど、仕事って働いてくれる人がおらんかったらできないんちゃうか?

 

それなのに切り捨てって、、、わたしは余分のものを寄越せと言ってる気はないけれど、相手にすれば時給の切り捨て部分は「余分」と認識してるしね。こっちはアホやと思って舐めてたんか?人のことなんやと思ってんねん。こうやって勝手に「余分」とみなして上跳ねてちょろまかして、自分はいい経営者ヅラしやがって。

 

 

まだこんなことやってんのか。

 

 

 

 

情けないなぁ。

 

 

 

 

知り合いやっただけに、幻滅した。

 

 

 

 

こう言う人との話し合いなどは、自分の労力の無駄だと思ってるので去るのみ一択。

 

 

こんなことを当たり前の顔してやってるヤツと話す意味も価値もない。

 

 

 

 

 

こうやって、労働者の足元見てるヤツは、必ず痛い目に遭う。

 

 

 

遭ったらええねん。