まめまき日記

西に住む、ぼーっとしたおばさんの話

続き④

そうそう、最初に書いたけど、部屋にカーテンなかったもんで、意外と街の光で眠れんっていう。月明かりさえ眩しく感じる。

 

そして、内見のときには全く気にもならなかったのに、ウチの家はめちゃくちゃうるさい。

家の前が大通りで、車の往来やクソバイクアホ車のパラリラ音、めちゃくちゃ酷い(笑)

 

そんなストレスもあってか、そんな日々の緊張もあってか、おばさん、副鼻腔炎扁桃炎にかかる。

 

副鼻腔炎って、鼻が詰まって頭が痛くなるんだけど、わたしは頬と歯も痛くなって、扁桃炎にもなってるから喉も痛いし熱っぽくて。しかも頭痛薬持ってなくて、頭痛いし眩しくて煩いし眠れんし、めちゃくちゃしんどい。

 

そんな夜中。

 

毎夜の如く、眩しさで途中で目覚める。

 

そして、家の周辺の騒音。

 

これで起きてしまったから、当分眠れない。

 

ため息ひとつ、例の臭いトイレへ入ると、、、、

 

 

ヤツがこっそり歩いてるのに目が行った。

 

多分ヤツも「あ!」( ゚д゚)ハッ!って感じで、一瞬お互い止まった。

 

その後、わたしは見なかったことにしてトイレを出たけど、きっとこれだと部屋に来られる恐れがある。

 

いつ戦うの?

 

今でしょ!(もうババアの時代設定ってどうにもこうにも、、、)

 

 

とりあえず、持ってきてた殺虫剤(アレに効くんか分からんけど)をいろんなところにブチかまして、トイレももう一回見に行ったけど、おらんかったのでちょっと待ってると、玄関先に黒い塊が見えた。

 

あいつやな。

 

浅香光代バリに「あたしゃね〜!!!」と恰幅よく叫びながら、人間舐めんなよと思いつつ、ガムテープを裏返しにして新聞紙に貼り付けたやつに引っ付けて、ぐるぐる巻きにして袋2重にして捨てたった。

 

 

引っ越してから毎夜本当にしんどくて、夜中目覚めるのも分かってるし、本当に本当にストレスだった訳よ。ただ、あの日にアレと勝負して勝利した高揚感が、引っ越してからの嫌な夜に少しだけ勝りそうだった。

 

 

 

 

つづく